最近の新築住宅の中にはオール電化住宅が多くなっていますが、オール電化住宅は電力エネルギーのみでガスを使わないなどの特徴があります。注文住宅で家を建築するときも最初からオール電化住宅の仕様にしておけば、ガスの引き込みなど配管工事が要らなくなりますので、わずかではあるけれどもコスト削減に効果を期待することができます。オール電化住宅では、深夜の時間帯の電気料金が安くなるメリットがあるのですが、日中の電気代は逆に割高になります。そのため、太陽光発電と組み合わせておけば日中は自家発電で賄うことができるので電気代の節約にも貢献が可能です。
太陽光発電は既存の住宅でも設置ができるケースがありますが、屋根の面積や向き、それと傾斜角度などで設置ができないこともあります。すなわち、太陽光発電は必ず導入できる設備ではなく条件が必要になるということです。注文住宅は間取りやデザインを自由に決めることができると同時に、太陽光発電に適した家を建築できるメリットもあるので、オール電化の注文住宅を検討される場合などソーラーパネルを設置しやすく発電効率が高い屋根を設定して貰うことも可能になるわけです。なお、新築と同時に施工する方法もありますが、注文住宅で多くの予算を使ってしまったなど設備投資ができない場合でも、最初から導入する計画で家づくりを行っておけば将来予算が出来たときに直ぐに太陽光発電を導入できる準備にもなります。