注文住宅を建てる時には、今現在の状況を考えて住み心地を追求します。現状を考えながら設備や間取りを考えることは間違ってはいませんが、少し先のことも考えておかないと後悔するかもしれません。例えば子供が三人いるから子供部屋を三部屋作るというように、小さな部屋をいくつも作ってしまうケースが多々あり、子供が巣立った後には特に使うこともなく荷物を置いておく部屋になってしまうことが多いようです。子供が自分だけの部屋を欲しがったら与えたいと考えますが、壁で区切る必要はありません。
将来的にも住み心地の良い注文住宅にするために、少しの費用や手間で間取りを変更できるようにしておくのがお勧めです。最近では様々な方法が用意されていて、部屋を区切る方法も一つではありません。区切りが必要なくなったら大きな部屋として使えるようになり、用途も広がりますので、注文住宅づくりでは少し長い目で見て間取りを決めることが大切です。反対に、大きな部屋を用意しておいて必要に応じて仕切れるようにするケースもあります。
数年が経過すると家族の暮らし方や構成が変わって、求める条件にも違いが出ます。そうなってから再び家について考える時、変更したい部分が出てくるのは当然のことです。リフォームをする場合でも、変更しやすいように工夫がされていると費用を節約できますし、期間もそれほどかかりませんので、変更しやすい家にしたいということを伝えて建てるのがお勧めです。注文住宅のことならこちら